Jリーグは10日、東京都内で独立行政法人都市再生機構（UR都市機構）との包括連携協定締結式を行った。

　地域の持続的な発展と住民の豊かなくらしの実現を目指したもので、JリーグとUR都市機構が互いの資源を最大限に活用し、地域社会における課題解決と価値創出に向けて連携、 協力を進めることが目的。スポーツを通じて地域の魅力を高め、住民同士のつながりや地域への愛着、誇りを育む仕組みをともに具現化していく、新しい共創モデルの第一歩となる。

　「スポーツ振興や健康促進」「スポーツを活用した街づくりの推進」「被災地における復興支援」などが主な締結内容で、期間は9月1日から来年の6月末まで。

　締結式に出席したJリーグの野々村芳和チェアマンは「クラブは地域の人たちとより良い街にしていくための活動をしている。それができているところが強くなるのは世界的に見ても事実。皆さんが充実した笑顔であふれる地域をどれだけ多くつくれるか。そういったものを目指しながら一つずつ進めていきたい」と話した。

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